最後の駆け込み寺と、データ復旧の望みをかけて依頼するデータ復旧業者。
その舞台裏は、意外と知られていません。
一体どういう方法でデータ復旧をしているのか気になりますが、ラボの見学は大概の業者では社外秘とされています。
独自技術などの会社の財産もありますが、それだけではありません。
顧客のデータを預かるため、漏洩や事故を防ぐためになるべく外部の人間を入れないセキュリティのためです。
それでも、やはり気になるものは気になってしまうもの。
自分の預けたHDDは、一体どんな環境で修復され、データが戻ってくるのか、知りたくなるものです。
実はごく一部の業者は顧客にのみ見学を許可しているので、データ復旧を依頼する時に問い合わせてみるのもいいかもしれません。
論理障害も勿論ですが、物理障害のデータ復旧は匠の技といえるレベルの世界です。
なにしろ内部のパーツやチップ同士の距離は髪の毛の太さよりも狭く、ほんの少しのミスが取り返しの付かない故障に繋がってしまうほど、繊細で複雑な作業を要求されるのがHDDの解体修復作業なのです。
そんなデータ復旧業者の舞台裏と、意外と知らない復旧後のデータについて少しだけレポートしたいと思います。